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「冬虫夏草・続真定点観測」

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映画「阪急電車」について①。

 何気ない温かな世界。

 それが、映画「阪急電車」。

 まあ電車の中で、あんなにしゃべったり知り合ったりはしないでしょう。

 大昔なら、そうだったかもしれない。そういう意味でも今風ではない。

 「GANTZ」では、車内で激しいバトルを繰り広げてたが(あれは東京の地下鉄でしたが)…。

 こちらはほのぼの、陽光ふりそそぐ、のんびりした片道15分の阪急「今津線」。

 そして、ほとんど女性目線の映画だ。

 また、大半が関西出身者のキャスト。

 中谷美紀と宮本信子くらいだろう。

 中谷は、関西弁じゃないし。もともとそんな役どころだ。

 小林(おばやし)駅に降りてみたくなった。

 安めぐみは、キャラどおりの女性に嫌われる女。

 中谷美紀は、美しく、演技がうまい。「自虐の詩」と全く違う、別人だ。

 やっぱり僕は、中谷美紀のファンだ。

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by jec-y | 2011-06-25 00:00 | 僕の話