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「冬虫夏草・続真定点観測」

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引退しない「野口みずき」と冷静だった「尾崎好美」。

 名古屋女子マラソン。

 今は、名古屋ウィメンズマラソンと言うんですね。

 この大会は、いつもオリンピック最終選考なので数々のドラマが生まれる。

 元オリンピックゴールドメダリストの「野口みずき」は、ご存知のように6位に終わった。



 再起をかけた1575日ぶりの本番レース。

 17キロを過ぎて先頭集団から遅れはじめ後方へ。

 しかし27キロから先頭集団を猛追、再びトップに立ち、折り返し地点をターンする執念を見せた。

 結局その後伸びずに、6位に終わった。



 左ひざが抜けるような感じで遅れだしたとの事。

 『焦らない、焦らない』と自分に言い聞かせていたら、足が戻ってくれたとのこと。

 そして、彼女は言った。

 「これが引退レースじゃないので…」


 伊勢出身の影の多い彼女の頑張りは、勇気をもらえる。
 
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 肝心のオリンピック選考レースは…。

 驚くべき追い上げで抜き去ったアルビナ・マヨロワ(ロシア)。

 完勝だった。

 ロシアでオリンピック出場だと生活が一変するから必死だと解説者が言っていた。

引退しない「野口みずき」と冷静だった「尾崎好美」。_a0138219_2231104.jpg




 冷静だった尾崎好美が、2位で日本人1位だった。

 タイムを気にしながら、独走するロシア選手にあせることなく、五輪を見据えた戦いだった。

 争った中里には、残酷なレースだった。

 明日オリンピック出場は、決定しますが、尾崎選手は、多分その栄冠を勝ち取った。



 尾崎は、レース後も冷静だった(笑)。

 さすがにゴール直後は、泣いていたが、インタビューでは、満面の笑顔だった。



 駄目駄目の女性インタビュアーが、「タイムの2時間23分52秒は、どうですか?」と言った事を聞いた。

 さすがは、レベルの低いクズテレビだ(笑)。

 尾崎は、目を丸くして、小声で「それは、優勝タイム…」とつぶやいた(笑)。

 結局、駄目駄目インタビュアーは、彼女のタイム2時間24分14秒を口に出来なかった(笑)。

 まだまだ、余裕があり伸びしろがあるので、期待出来る感じだ。

引退しない「野口みずき」と冷静だった「尾崎好美」。_a0138219_22435296.jpg

by jec-y | 2012-03-11 22:50 | 僕の話