昔のといっても知ってるのは15年~20年前ですが…。
昔の大須は、若者と年寄りのもっと両極端な町だったと思う。
今は、凄い人だが、あらゆる年代層でごったがえしている。
若者ならば、ファッションで大須を徘徊するのでしょうが、おっさんは「おこちゃま」だ。
「まんだらけ」の「イカゲルゲ」。136500円。もちろん見てるだけ。
そして大魔神262500円。これでもまだ「まんだらけ」の値段設定は良心的だ。
「ボークス」のレンタルショーケースを見に行ったら丁度イベントだった。
京都のボークス本社から新しいフィギュアとプラモデルの発表イベントキャラバンでした。
僕はプラモもやらないし、萌えキャラフィギュアにも興味が無いのだが。
前の方で見てたら出るに出られぬ状態でちんぷんかんぷんでした。
見ていた人たちは本物の人たちばかりで、プラモの塗り方とか専門的質問をしてた。
ゲームをしない僕にはキャラもわからないし、初めて見るものばかりだ。
右手のイケ面が、ボークスの「プロフィニッシャー」の「村川勝心」さんだ。
造型の塗り師の事らしいが、全く初めて聞く仕事なので興味深かった。
何故男前なのにオタクなのか不思議だった。
でも、話はプロらしかった。
金色を塗っても一回塗りと二回塗りは既に色が違うとか。
背景を考えて固まらないとでないとフィニッシャーはできないとか。
フィギュアだが、その素材を表現するために色も考えなければならない。
皮なのか布なのか。布ならばそれがシルクなのか綿なのか。それを表現するとの事。
オタクの世界はオタクなりに深いのだ。
勉強になる。プロだ、この人は、と思えた。